あなたは無関心?
- ciie2023coaching
- 4月21日
- 読了時間: 3分
本日の担当は、川本正秀です。
先日、パスモ(交通系ICカード)入りのケースを駅待合室に置き忘れました。
慎重派の私としては、珍しいことでした。
3駅先の自宅最寄り駅でおりた時に紛失に気づきました。
すぐに駅事務室で、駅員に状況を説明しました。
「〇〇駅待合室か、20分着各停の〇号車〇出口横の座席に落としたと思います。特徴は・・・」
しばらくして、〇〇駅を探しても見つからず、途中駅で調べたが車内からも発見されないと言われました。
中に現金が数千円入っていたので、拾った人が届けている確率は50パーセントかなと思っていました。
途中駅で気づいた人が届け出ても集約に時間がかかる、とのことで一度自宅に帰りました。
一休みしてから、待合室からの状況を振り返ってみました。
・待合室の入口から一番手前の席に座り、ドリンクを飲んで一休みした。
・最寄り駅でカードにチャージするために、財布から紙幣をケースに移し左のポケットに入れた。
・同じ列の反対側に女性が座っていたが、スマホを見ていて同じ各停に乗らなかった。
・到着した各停に乗るため立ち上がった時、座っていた席を確認しなかった。
・〇号車〇番口から乗り、すぐ左の端の座席に座った。
・車中ではケースに触らず、本を読んでいた。
・3駅先の最寄り駅で降りる時、いつものように、座席を振り返ったが何もなかった。
・降りてすぐ、左ポケットにケースがないことに気づいた。
結論としては、待合室で落とした以外には考えられませんでした。
そこで、すでに1時間20分ほど経過していましたが、あの待合室に行くことにしました。
なんと、私のケースは待合室の座っていた座席の左側に無事ありました!
たまたま、クレジットカードなども入れていたので安堵し、うれしかったです。
しかしそれ以上に「ある違和感」を感じたのです。
それは、みんな無関心なの?という疑問でした。
ガラス張りの待合室は、外を通りかかった人にも茶色のケースはハッキリ認識できます。
そして、あの時中にいた女性も、まわりを観れば気づいたはずです。
探してくれた駅員は何を見ていたのだろうか?
もちろん、落とした私に責任があるのは当然で、だれも責める気はありません。
しかし、それにしても、1時間以上、どうして、とナゾは深まるばかりです。
特に最近、人と関わるのが面倒、関わり方がわからないという人が増えているように感じます。
また、目立ったことはやりたくない、関わりたくないと考える人も増えていないでしょうか?
それって、見て見ぬふりをしたり、想像したり予見することができないなど、「自分以外のものに無関心」てことじゃないの?
めんどうくさい、わずらわしいから人と関わらない人が増えれば・・・・
そして、自分の中にこもって、眼も耳も口もふさいだ人が増えるのでしょうか・・・
ケースを手にした帰りの車中で、なぜか、となり席の人の両耳に差し込まれた白いイヤホンが、うどんに見えました。
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