本日の担当は、川本正秀です。
あなたの友人知人は、どちらかというと、同じタイプの人が多くないですか?
十人十色というように、世の中にはさまざまな性格やタイプの人がいます。
たまには、あまりつきあったことのない人と交流することで、刺激や影響をうけることも人間関係のおもしろさだと感じます。
営業担当のAさんは、興味関心の幅が広いので、どんどん新しい人に出会いたいと願っていました。
しかし、あまりに魅力的な人に出会うと、自分との違いを比較したり大げさに考えて、落ち込むこともあります。
「私が、あの人のように快活で楽しい雰囲気をつくれないのはどうしてだろう」
などと考えて、相談に来ることもありました。
「自分はどんな性格だと思いますか?」
「明るい方だと思いますが・・・」
「あなたの周りの人、友人や知人はどんな人が多いですか?」
「同じような感じの人が多いですが、落ち着きのあるタイプもいます」
「そうなんですね。では、自分のことは好きですか?」
「え、自分のことですか?どうかなあ・・」
より好ましい自分をめざして、心身ともに成長しようとするのはすばらしいことです。
しかし、見せたい自分を演じすぎると、本来の自分とのギャップに苦しくなることがあります。
人の性格や在り方は、さまざまな要素や体験が組み合わされてできあがったものですから、本当の自分の姿が最も自然で、魅力的なのではないでしょうか。
その一部を無理に変えようとしても、不自然な感じがするはずです。
今のままのあなたが、一番いいのです。
自信をもってあなたらしく自己表現してください。
いつも自分らしくいられて、そんな自分を好きでいることが、人間関係を良好にすると思います。
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